わずか1ポイントの上昇

投稿者: | 2016年01月20日 09:11

ニューヨークダウは引け前に買い上げられて27ドル余りの上昇で終わっていましたが、SP指数はわずか1ポイントの上昇で終わり、ナスダックはマイナスとなっていました。

日経平均も既報の通り買い上げが入り上昇していましたが、日米両市場ともともあれ上昇して関係者は一安心かも知れません。

ただ中近東等からの実弾売りは今後も続きますので、本格的な上昇にはなり得ません。

それどころか、中国経済の失速がはっきりしてきた訳であり(25年振りの低成長)、今後は実態悪を売り材料にしてくるかも知れません。

バルチック海運指数も下げ止まらず、このままいけば300ポイントを下回る事態になるかも知れません。
船を持っている全ての船主が赤字に転落するような事態が進んでいますが、それは国際取引が異常な程の減少を見せており、赤字であろうが、日銭を稼がないと油代どころか係留代もでないとなっている船主が多く出ているからなのです。

金融メルトダウンだけでなく、船関係でも市場メルトダウンが進んでおり、次には航空便にもメルトダウンが出てくるはずです。
(昨日の全日空の富山・羽田便には常客は定員160名が34名程しか居なかったと報じられていました。)

関連する記事