アンカー役が消えた(ニューヨークダウ急落)

投稿者: | 2016年01月16日 09:30

世界株式市場暴落を止める唯一の役割を担っていますニューヨークダウが一時530ドル余り急落し終値では390ドル安い15988ドルとなり、2.39%下落して終わっています。

ナスダックは一時は4%急落して終値は2.74%安で終わっています。

昨日は上海総合株価指数が-3.51%、ロンドンが-1.93%、ドイツが-2.54%と世界中の株式市場が売られており、この流れを止めることができるのは、ニューヨークダウと言われていたのですが、小売り売り上げ高が-0.1%と発表され、さらにウオルマートが269店舗を閉鎖すると報じられ、消費が悪いとなり株価の支えがなくなったため株を持っているリスクが高いとなり投げ売りが殺到したのです。

また日経平均先物は16690円となり(ブルンバーグ)、日経平均買い支え基準である17000円を大きく割り込んでいます。

月曜日は日経平均は寄り付きから売り気配となり、400円以上安いレベルから始まるのでしょうが、問題は中国が本格的に¨自爆¨し始めてきていることにあります。

これは明日に解説させて頂きますが、予め予定されてきたことであり、原油価格暴落もすでに昨年始めに指摘しておきましたので、何ら目新しいことではないのは以前からお読み頂いてきた方にはお分かり頂けると思います。

壮絶な金融メルトダウンが始まろうとしています。

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