スウェーデン(8万人追放へ:移民・難民)

投稿者: | 2016年01月28日 06:30

スウェーデンのイーゲマン内相は、昨年スウェーデン到着後、難民申請が却下された移民約8万人を国外追放する方針を表明しています。

昨年スウェーデンに難民申請した数は16万人以上となっており、この8万人はその半分を占めます。

昨年難民受け入れ施設で職員が難民の少年に刺殺された事件もあり、スウェーデン国民の間で、移民・難民を追放するべきという声が高まってきており、今まで移民・難民受け入れに寛容であったスウェーデンが審査の厳格化を打ち出してもおり、事実上、移民・難民受け入れを拒否する形になっています。

また、EUはギリシャ政府に対して難民審査受け入れの厳格化を求める異例の指示を出しており、ギリシャ経由で移民・難民がヨーロッパに入って来ないようにしています。

昨年は100万人以上の移民・難民がヨーロッパに殺到しましたが、今年は最大で200万人にも上るかも知れないと言われており、もはや受け入れは限界であり、移民・難民は受け入れないとなってきているのです。

ではどうなるでしょうか?

移民・難民が滞留する場所はギリシャ・トルコ・セルビア等となりますが、これらの国も今や受け入れ・滞留は限界に達してきており、このまま放置すれば、移民・難民と住民との間で大騒乱が発生し、大量殺人等が起こらないとも限りません。
即ち、民族対立となり、その騒乱・暴動が世界中に波及し世界は争乱の時代を迎えることになりかねません。

シリア・イラクだけで300万人以上の移民・難民予備軍がいると言われる中、国連はどう解決策を見出すのでしょうか?