勝ち組アップルの異変(時計値下げ)

投稿者: | 2016年02月15日 08:30

世界唯一とも言える世界的勝ち組企業である【アップル】ですが、ここにきてアップル時計の値下げが発表されており、在庫処分に動き出したのではないかとも言われています。

ヨドバシカメラは、昨年4月発売の【アップルウオッチ】50種類以上を中には14%以上安い価格で売り始めたとされており、他の量販店も追随するとされており、一斉に投げ売りが始まろうとしていると言えます。

新しいモデルが登場するための在庫処分とも言われれいますが、末端では余り売れていないと言われており、今後仮に新製品が出てきた場合、今の14%安どころではない20%、30%引きで売られることもあり得、そうなればブランドイメージが崩れ悪循環に陥ります。

アイフォン6も想像以上に売れていないと言われており、アップルの業績もピークを付けてこれから下降に入るのかも知れませんが、アップルに依存している日本・韓国・中国企業も多く、その影響は広範囲に及びます。

すでにアップルは部品の発注を3割削減しているとしていますが、これから本格的な金融危機から経済の悪化が始まる訳であり、末端の販売状況によっては部品の発注を5割以上削減してくるかも知れませんが、その時に果たしてどれだけの日本の部品会社が生き残ることが出来るでしょうか?

巨人アップルが日本の部品企業の命運を握っており、その動向は日本の景気・株式市場を直撃するかも知れません。