値下がり銘柄数873銘柄

投稿者: | 2016年02月16日 04:13

今日の日経平均は一時287円余り上昇していましたが、引けにかけて失速し34円高で終わっています。

値上り銘柄数 965銘柄

値下がり・変わらず銘柄数 972銘柄

一時は16,341円まで駆け上がっていましたが、先の日経平均下値圏(16,000円~18,000円)の16,000円を回復したことで、目標達成感が出てきたことが理由にあります。

公的資金・日銀が考えているとされているレンジは為替で一ドル115円~125円、株で16,000円~18,000円となっていましたので、為替も株もまずは「下限」まで到達し目標達成感が出てきたことにあります。

一見、「下限が目標」とは変ですが、相場の世界では今までの下限が突破され底抜けた場合、その底が今度は戻りの天井と認識されることが多いのです。

為替では一ドル115円が突破され110円台に突っ込みましたが、この突っ込む勢いを見た実需筋はドルが戻ってくればドルを売りたいと思うのは当然であり、その時の売り希望価格を、今まで下限(下値)としていた115円に設定している事例が多い筈なのです。

今日、一ドル114円台後半にまでドルが戻してきていましたので、そろそろドル売りを出してくる水準なので、これは株も同様であり、この16,000円という水準は戻り売りを出すには丁度良い水準であると判断している機関投資家も多い筈です。

このレンジを突破させるにはかなりの材料が必要であり、果たしてそのような材料はあるでしょうか?