大成功した富豪の実物資産購入

投稿者: | 2016年02月19日 11:08

世界にはとんでもない富豪がいるものです。

ヘッジファンドのボスの Mr.Ken Griffin は総額で5億ドル、円換算で600億円を投じて2枚の現代アートを購入したと報じられています。

3億ドル : クーニングの1955年作の油絵”Interchange”

2億ドル : ポーロックの1948年作のNumber17A

Mr.Ken Griffin は、シカゴに基盤を置くヘッジファンド”Citadel”を作り、純資産で6,000億円を超えると言われており、昨年には4,000万ドル(50億円)もの寄付をニューヨークのMOMAに行っており、85年のMOMA歴史上最高額の寄付と言われています。

今、Mr.Ken Griffin は金融資産を絵画等の実物資産に移動させていっていると言われていますが、純資産6,000億円の10%を一回の取引で絵画に投じるという決断をしたのは、今の金融混乱が起こる前であり、ヘッジファンドで財を作った同氏ですが、今後は絵画等の実物資産で資産を守り、財を作ることにしたのかも知れません。

すでにMr.Ken Griffinは絵画コレクションだけで3000億円近い作品をもっており、今後もビジネス上でも作品を買い集めていくと言われており、世界最大のアートディーラーになるかも知れません。

昨年 Mr.Ken Griffin のファンドは残高が2.2兆円で14.3%の収益をあげており、3000億円以上ネット収益をあげており、これは報酬等経費を引いた増加分であり、Mr.Ken Griffin の年収は1,000億円を超えているかも知れません。

今年2016年は勝ち組 Mr.Ken Griffin に続けと株等の金融資産を売却して絵画等の実物資産に移行させる富豪が世界中であふれかえるかも知れず、これがあらゆる『実物資産』の価値を高めることになるかも知れません。

 

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