トヨタ:287万台のリコール

投稿者: | 2016年02月18日 03:33

日本技術は完璧と言われていましたが、今日発表になりました【トヨタ】の287万3000台のリコールはこの神話を失墜させたかも知れません。

多目的スポーツ車(SUV)「RAV4」「ヴァンガード」の2車種について約17万7000台(2005年10月~16年1月生産)を対象とするリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ていますが、世界全体では対象件数が約287万3000台となるとされているのです。

リコールの理由は、後部座席の金属製フレームの形状が不適切で衝突事故を起こした際にシートベルトが外れて搭乗者を保持できなくなる恐れがあるとされています。

日本車は今やトヨタでさえ安くかつ軽く作るために色々な工夫がされているために色々な不具合が発生してきているのかも知れません。

 

昨日打ち上げられましたH2Aロケットは、世界でも有数の成功率を誇るロケットとなっていますがそれには理由があります。

物凄いコストがかかっているのです。

一基100億円とも言われており、これは世界の「常識」の3倍以上と言われており、これだけお金をかければ誰でも成功するとも言われており、車に例えるのなら日本のロケットはベントレーとも言われており、とても商業採算には乗らないと言われているのです。

このH2Aロケットの後継機は一基50億円とも言われていますが、今やアメリカの商業衛星は一基10億円とも言われており、今の半分になったとしましても世界とは大きな差があります。

コストを切り詰めれば車のようにリコール品(欠陥品)となりかねません。

コストと品質の兼ね合いは難しいのかも知れません。

 

 

 

 

 

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