日経平均下落とトヨタの安値接近

投稿者: | 2016年03月18日 09:21

金曜日の今日、日経平均は本来なら上昇して引ける「筈」でしたが211円安の16,724円で終わっていました。

安値は16,613円となっていましたが、6月先物は16,510円まで下げており310円安となっていました。

この下落の原因はトヨタ株への実弾売りです。

今日、トヨタ株は137円安、率にして2.27%下落しており、日経平均の下落率である1.25%を1%も上回る下落率となっていたのです。

終値は5,888円となり、年初来安値である5,703円にかなり接近してきており、昨年来高値である8,783円からは下落率で33%となっているのです。

2兆円を大きく超える過去最高の利益をあげるトヨタ株が安値に接近する異常事態に日本の株式市場は突入しているのです。

また為替は一ドル110円台突破はまだかもしれませんが、仮に来週でも一ドル109円台に入るようなことがあれば、日経平均は16,000円台を割り込み、トヨタ株が安値を更新しましても何ら不思議ではありません。

海外、特に年金資金、中東ファンドからの売りが続いていると言われており、これが今後本格化すれば株式市場は底抜けることもあり得ます。

 

 

 

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