大分県に移動してきた地震

投稿者: | 2016年04月16日 09:05

今回の熊本地震が大分県に移動してきており、今まで気象庁が発表してきている断層地震では説明がつかない状態になってきており、昨日「仮説」として報じました日本列島を横断する断層が破壊されつつある極めて規模の大きい断層地震になるかも知れません。
以下はその震源の分布ですが、大分県に赤い震源が集中してきているのが分かります。

http://www.hinet.bosai.go.jp/

そして午前1時25分に発生しましたM7.3の地震の震度6・5の地震で揺れがどこで起こっているか見れば、今回の地震の地下の動きが見えてきます。

震度6
熊本・大分県

震度5
愛媛(宇和島)

線にすれば、熊本ー大分ー愛媛 と一本でつながるのです。

今後、<熊本>から<大分>、<日向灘>から<愛媛>、<岡山>付近に震源が移動するようなことがあれば、≪関東ー九州≫を結ぶ日本列島を横断する巨大断層の西側の端である<九州>で破壊が発生し始めたと言えます。

ところで、今回の熊本・大分地震で最も危惧されますのは<阿蘇山>です。
”スーパーボルケーノ”と言われる阿蘇山が大噴火をすれば阿蘇地方だけではなく、日本列島が噴煙に覆われることになると想定されているからです。

今のところ、阿蘇山は静かであり問題はありませんがいつ目覚めるかわかりません。

今回の九州の地震が311の地震後の平穏期が終わり、日本列島が地震の活発期に突入した「合図」かもしれません。

先週お知らせしましたNHK特集をオンデマンドで是非ご覧になってください。
先週のこの番組がまさに正鵠を得た特集となっていたと言えます。

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