三菱重工(1,000億円の受注で2500億円以上の損)

投稿者: | 2016年04月26日 04:57

豪華客船2隻を1,000億円で受注して今や2,500億円もの損を計上する事態になっている三菱重工ですが、2隻目の引き渡しが予定より更に遅れており、更なる損を計上する可能性が出てきています。

1,000億円の仕事で2,500億円以上の損を被る事態になっているものですが、これだけの損が出ましても三菱重工の経営が揺らぐことはありませんが、
今後、客船事業から撤退することになるのでしょうが、失った信用は取り返せません。

造船と豪華客船とは同じ船でも根本的に違うと言われており、それを理解していなかったために今回の損出につながったのかも知れませんが、航空機分野でも
いわば新参者であり今後型式証明取得がうまくいきましてもその後仮に飛行中に事故でも起これば、人命が失われる事態になる訳であり、経営に打撃どころでは済まない事態になります。
勿論そのようなことは承知の上で今、製造されているのでしょうが、三菱自動車の偽装問題もあり、スリーダイヤへの信頼性が揺らいでいる今、もう一度本当に大丈夫かどうか経営陣は確認した方が良いと言えます。
現場がプレッシャーの余り、データを偽装したりしている可能性がないのかどうか、再度確認し慎重にも慎重を期した方が良いと言えます。

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