鉱工業生産指数(2010年に比べ5%減少)

投稿者: | 2016年06月30日 11:56

経済産業省が発表しました5月の鉱工業生産指数<95.0>となり4月に比べ<2.3%>低下し2013年6月以来の低水準となっており、この<95.0>という水準は2010年を100としていますので今から6年前に比べ<5%>生産が減っているとなっているのです。

企業の生産が6年前に比べ<5%>も減っている今の状況は、この6年間全く成長していないというのではなく反対に後退(減少)をしているとなっており、この間、企業は人を増やして固定費を増やしていますので、今後企業は売り上げが減少し始めれば業績を直撃し赤字に転落する企業が続出することになります。

今回の減少の理由は、スマートフォン需要の一巡で電子部品の生産が低調となり、燃費不正問題で軽自動車の生産が減ったことも原因とされていますが、日本経済は電子部品の<下請け>と、<自動車>で持っているようなものであり、この2つが<失速>してきている今、日本経済は今後かなり厳しい状況に追い込まれることになります。

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