ソフトバンクをSECが調査

投稿者: | 2016年06月30日 06:50

ソフトバンクをSECが調査するとの報道が大きく取り上げられていますが、この問題は一週間前にFT紙が、アローラ元副社長を調べるとして報じていました。

即ち、SECは「まず」アローラ副社長(当時)を調査するとソフトバンクに通告し、これに慌てて辞任を促したのが電撃辞任劇の事実かも知れません。

今回の調査は、アローラ氏が副社長当時、ソフトバンクから不透明な資金を流していないかどうかを知らべるとなっており、SECはアローラ氏が得ていた莫大な報酬額が他に理由があっての「見返り資金」だったのではないかと疑念を抱いているようですが、確かにあり得ない額の報酬を一年半の間に受け取っており、この報酬額が一体どういう意味合いを持つのか、泣く子も黙ると言われるSECは徹底的に調査することになるのでしょうが、この調査でとんでもない「事実」が発覚した場合、ソフトバンクは上場廃止という事態も出てきます。

孫社長程の人物であればその辺は万全な形にするでしょうが、ここ最近、手当たり次第売れるものは売りまくって一兆円を超える資金を得ていた理由が、今回のSECの調査にあるとなるとなると事態はまた違った面を持ち始めますし、明日以降、【ソフトバンク株】が急落するようなことがあれば、格下げリスクも出てきます。

SECの調査は徹底的に行われますので、【ソフトバンク】はかつてない財務危機に直面したと言えるかも知れません。

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