年金問題:91兆円に膨らむ企業の年金債務と運用

投稿者: | 2016年08月28日 10:10

上場企業の年金債務が2015年度末で<91兆円>と過去最大に膨らみ、うち未積立額は<26兆円>に拡大し、業績の重荷になるのが避けられないとされていますが、既に積み立てている<65兆円>も運用不振で<マイナス運用:GPIFは年間で10%近いマイナス)>となっているはずであり、企業が負担すべき金額は<26兆円>ではなく軽く<30兆円>を超えていることもあり得ます。

しかも、この数字は2015年度末の数字であり今の状況を見れば悪化しているのは明らかであり、今後、日本企業はとてつもない赤字に転落する事態になるかも知れず、年金債務一括計上を迫られれば格下げを受けたり、最悪の場合、経営破たんする企業も出てくるかも知れません。

アベノミクス相場で株で儲けた企業も多かったはずですが、今のマイナス金利政策で基本となっている国内債券運用が全く出来ておらず、更には今の<マイナス利回り>で国債などを買えば満期には100%損を計上する羽目になる訳であり、企業年金は今や存亡の危機に直面しているとも言えます。

このような中、来月9月にアメリカ利上げが実施された場合、世界の金融市場は大荒れになるのは避けられず、日に日に膨らむ年金基金の損(赤字)を前に企業経営者はどうすることも出来ない状態に陥るのは避けられません。

今、日々の過度な資産の変動を避けるために、株式・債券投資以外の【代替投資】が世界的に叫ばれており、既に「ワイナリー経営」や「絵画・ダイヤモンド・稀少コイン等の投資」に入る海外の年金基金もありますが、【実物資産市場】での運用は極めて専門的知識が要求され、日本ではこの手の専門家は全くという殆どいません。

 

長期的な保守的運用を目指す年金運用では、本来なら運用資金の5%~10%程を【実物資産市場】に投じるべきであり、安定した運用を目指し10年、20年、30年スパンでこれら【実物資産】をポートフォリオに組み入れておくべきだと言えます。

100億円の年金基金であれば5億円~10億円程は【実物資産】に運用資金を振り向け、長期的な運用を目指すべきだと言えますが、世界的年金基金が【実物資産】投資に本格的に動く前に動きませんと買いたくても買えない事態になりかねません。

何故なら、世界の年金基金が仮に運用資金の5%でも【絵画・ダイヤモンド・宝石・稀少コイン】に振り向けた場合、【実物資産市場】は売り物が枯渇し急騰するのは目に見えており、かつ遅れてきた年金基金にはまともな商品があてがわれるはずがないからです。

今はまだ金融危機は発生していませんが、FRBが利上げを行えばドルが世界中で不足し「ドル危機」が勃発するのは目に見えており、そうなればドル建てで世界的に通用する【実物資産】への要望が激増し、瞬時に市場から消滅することになるはずです。

ギャラリープレシャスが保有しかつ世界中の専門家の在庫にアクセスできます【実物資産】の総額は【絵画・ダイヤモンド・宝石・稀少コイン】を含めれば数百億円にも達しますが、これとて危機が勃発しますと、一瞬にして市場から消滅するはずであり、殆ど入手できないかも知れません。

第2次金融危機が勃発すれば「年金危機」に直結しますが、その「年金危機」を救う手段は【代替投資】、即ち【実物資産】しかないと言えますが、果たして何人の人・年金基金がこの【実物資産】で資産保全が出来るでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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