中国問題(実質破たん企業が27,000社)とイタリア銀行危機

投稿者: | 2016年08月05日 02:21

中国国内で実質的に経営が破綻していると言われる【ゾンビ企業】が2013年時点で、全工業会社34万社中、2万7000社に上っているとのレポートが作成されており、これら企業はいつ破たんしてもおかしくはないとされています。
(現時点では更に増えている可能性が高いと言えます)

また、上場企業では2865社中、412社が【ゾンビ企業】とされており、中でも製鉄業は、51・4%、不動産は44・5%、建設業は31・8%とされており、異常事態となっているのが分かります。

またヨーロッパでも、ストレステスト結果を見れば、イタリアの銀行は不良債権比率が平均で18%にも達しており、3位の【シエナ】などは40%にも達しており、事実上経営破たん状態にあると言えます。

今後世界的な金利上昇局面では不良債権が増大していきますので、ヨーロッパ・中国で経営破たんする企業が続出し、発行されています社債がデフォルトを起こし、ジャンク債がパニックになるかも知れません。

関連する記事

カテゴリー: NEW