ホンダに見る日本脱出成功

投稿者: | 2017年10月13日 02:44

ホンダは狭山工場を閉鎖すると表明していますが、報道によれば今ホンダが日本国内で生産している台数は81万台となっており、世界総販売台数は500万台とされており、もはや日本産自動車は10%もない状態になっているのです。

今後、少子高齢化が進み、労働者の確保が一段と難しくなったり、日本の自動車市場が更に縮小していけば、ホンダは全ての日本での生産を止めて海外生産一本にするかも知れませんが、特にEV車では中国が世界制覇を狙っており、中国国内で生産されないEV車は中国市場では販売を認めないとなるかも知れず、そうなれば、新規に建設しますEV車工場は中国国内生産とアメリカ・ヨーロッパ向けはアメリカでのみ生産となるかも知れません。

日本はあと10年もすれば、人口が今より500万人以上減少し、高齢化も進み、そして国の借金が今の1,100兆円から400兆円以上増加の1500兆円を超えると予想されており、まともな社会ではなくなる可能性があります。

長期的な視点を重視する会社であればあるほど、日本脱出を考える筈であり、ホンダは既に稼働率が下がっている日本工場がなくても差ほど影響がない状態になっており、「日本脱出成功例」と言えるかも知れません。

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