ダウの一時760ドル以上の下落と恐慌へ?

投稿者: | 2018年04月07日 09:04

ニューヨークダウは572ドル下落で終わっていますが、一時は766ドル下落していました。

終値では24,000ドルを割っていますが、ニューヨークダウは23,000ドル台まで下落をして反発をしており、この23,000ドル台終わりで、来週からどうするのか?となります。

ここで更に500ドル以上の下落が連続して発生し、22,000ドル台に突入するようなことが起これば、底抜けをして2万ドル台割れも視野に入ってきます。

それでもニューヨークダウはPERから見れば割高であり、「トランププレミアム」がついており、この「トランププレミアム」がはげ落ちれば、ニューヨークダウは15,000ドルでも何ら不思議ではないとなります。

昨日発表されましたアメリカの3月の就業者数は予想は19.3万人増加でしたが、実際には10.3万人増加とおおきく下回っており、これで今後の利上げが微妙になってきたと言われていますが、もし4月の就業者増加も予想を大きく下回るようなことになれば、あと3回の0.25%ずつの利上げは微妙になったと言えます。

アメリカ経済が上昇から停滞・下降になったとなると問題は買い上げられた株価だけではなく、不動産にも影響が及び、アメリカ経済は「バブル並み景気」が終わり、「通常の経済」に移行することになりますが、貿易戦争でアメリカ経済が打撃を受ければ、「通常の経済」では済まなくなり、「恐慌並みの景気」になる恐れも出てきます。

そうなれば株価は急落ではなく、暴落することになります。

極めて微妙な時に差し掛かってきたと言えます。

 

 

 

 

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